Androidのスマホは「SIMロック」を解除しても他社で使えない?

AndroidはSIMロックを解除しても他社で使えない?

今使っているスマホのまま他社へ乗り換えをする場合、SIMロックの解除が必要になります。

SIMロックとは・解除方法などについては、下記の記事をご覧ください。

しかし、Androidのスマホを使っている方はSIMロックを解除しても他社で快適に使うことができない可能性が高いです。

このページでは、今使っているAndroidのスマホで他社へ乗り換えを考えている方に向けて解説をしていきます。

乗り換えてから「しまった!」とならないように注意です

目次

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キャリアには「バンド」という周波数帯が割り振られている

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天といった大手キャリアには、それぞれバンドが割り振られています。

バンドは周波数帯とも呼ばれ、各社それぞれ扱える周波数帯が異なります。

各社使える電波の種類と考えて頂ければわかりやすいかと思います

バンドdocomoauSoftbankRakuten
Band1
Band3
Band8
Band11
Band18/26
Band19
Band21
Band28
Band41
Band42
◎ = 必須 , ▲ = パートナー回線

上の表は、2021年5月時点での各社のバンド(周波数帯)になります。

バンドによって周波数帯が異なり、この周波数帯によって電波の繋がりやすさも変わります。

バンド(周波数帯)によって建物の壁に強い・弱いなど違いがあります

スマホには対応しているバンド・対応していないバンドがある

スマホの機種によって「このバンドには対応しているけど、このバンドには対応していない」ということがあります。

基本的に日本の大手キャリアのバンドには全て対応しているスマホが国内で販売されています。

しかし、大手キャリアで販売されているAndroidスマホは少し仕様が異なります。

大手キャリアで販売されているAndroidスマホの仕様

キャリアで販売されているAndroidスマホのバンドの違い

様々なメーカーがAndroidのスマホを作っていますが、同じ機種でもキャリアによって呼び名が違うことがあります。

例えば「A-Mobile」という機種のスマホがあったとします。

これをドコモが扱う場合「A-01」という名前になり、auが扱うと「AM1」という名前で販売されます。

元は「A-Mobile」なので「A-01」も「AM1」も同じでしょ?と思うかもしれませんが、対応するバンドが異なるように作られています。

独自の仕様によって作られたAndroidスマホ

SIMフリー版の「A-Mobile」では、全てのキャリアのバンドに対応していたとしても

ドコモ版の「A-01」はドコモのバンドに、au版の「AM1」はauのバンドに適したように作られています。

必ずしも全てとは言い切れませんが、基本的にこういった仕様で作られています。

通常のSIMフリー版とは少し違うってことですね

つまり、ドコモ版を買えば「Band 18」に対応していないA-Mobileのスマホが手に入ります。

逆にau版を購入すれば「Band 19」に対応していないA-Mobileのスマホになるということです。

結論:自社のバンドに適したスマホをキャリアは販売する

  • SIMフリー版では基本全てのバンドに対応している
  • キャリアを通して販売されたスマホは、そこのキャリアのバンドのみに適したスマホに変わる

SIMフリー版とキャリアで販売されているスマホでは、機種は全く同じでも仕様が異なるというわけです。

これはAndroidのスマホのみで、iPhoneの場合はSIMフリー版もキャリアのiPhoneも違いはありません。

iPhoneはキャリアで買っても対応するバンドに違いはないってことですね

AndroidのスマホはSIMロックを解除しても他社で使えないかも?

対応していなバンドのスマホで他社へ乗り換えると?

キャリアで購入したAndroidスマホのSIMロックを解除した場合。

  • 他社のSIMカードを使うことはできる
  • しかし、乗り換え先のバンドを使えるとは限らない

SIMロックの解除はあくまで他社のSIMカードを認識させるようにするだけ。

使えるバンドもSIMフリー版と同じになるわけではありません。

乗り換え先のキャリアのバンドが使えないと困ること

例えば、先ほど例に出した「A-Mobile」で考えてみましょう。

こちらをドコモで購入した場合「Band 18」には対応しないように作られています。

このスマホのSIMロックを解除してauへ乗り換えた場合

auのSIMカードをさせば認識はしますが、au回線で必須の「Band 18」は使えません。

これで何が困るのかと言いますと、快適にデータ通信を行えない可能性が出てきます。

例えば「地下鉄では電波が入らない」「建物に入ると繋がりにくい」「特定の場所(地域)に行くとデータ通信が遅い」という状態になります。

そこのキャリアのバンドに対応していないスマホを使うことはリスクがあるってことですね

結論:SIMロックを解除すれば使えるけど快適には使えない

今使っているAndroidスマホのSIMロックを解除すれば、他社へ乗り換えても使うことはできます。

しかし、対応しているバンドが違う為、乗り換え先の電波を快適に使えるかはまた別の話というわけです。

もし乗り換え先でも快適に使いたい!ということであれば、事前に自分の使っているスマホの対応バンドを調べておくことをおすすめします。

AndroidユーザーはSIMロック解除より対応バンドをチェック!

それでは、今回の話をまとめます。

  • SIMフリー版とキャリア版では、対応バンドが異なる
  • キャリアで販売しているスマホは、そこのキャリアに適したバンド仕様
  • 乗り換え先のバンドに対応していなければ、快適に使うことはできない

乗り換え先を自由に選びたいという人は、最初からSIMフリー版のスマホを購入することをおすすめします。

最後に、各社のプラチナバンドをご紹介。

キャリアプラチナバンド
docomoBAND 19
auBAND 18 / 26
SoftbankBAND 8
Rakutenなし
2021年5月時点

プラチナバンドとは、簡単に言うと電波の届きやすい・繋がりやすい周波数帯です。

このプラチナバンドの周波数帯に対応していれば、そこのキャリアで快適に使うことができるでしょう。

現在、楽天モバイルにはこのプラチナバンドが割り振られておらず、楽天モバイルは総務省に対して「我々にもプラチナバンドをください!」と再編を求めています。

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